話が進めば進むほど面白くなる。丁寧に作り込まれた異世界転生です。
ヒロインは釘宮理恵さん。釘宮病患者続出間違いなしの内容になっていて、。令和もゼロの使い魔と言っても過言ではない作品になっています。
画像引用元:https://animestore
声優が豪華で2000年代のツンデレ最盛期を思い出させる配役になっています。
OPの釘宮理恵さんが歌っていて秒殺される人が出ることも間違いなしです。
2000年代の人気声優が勢揃い
主人公はにのちゃまこと日野聡、メインヒロインは釘宮理恵さんと灼眼のシャナやゼロの使い魔などツンデレ最盛期を生み出した黄金コンビになっています。
主人公に敗れたあとのヒロインのツンは0%。100%で甘々で、脳がとろける釘宮ボイスを堪能できます。
他にもほっちゃんこと堀江由衣さんやゆかりんこと田村ゆかりさんがいたりと2000年代のアニメが好きな人にはたまらない配役になっています。
キャスト
フリオ:日野 聡
フェンリース:釘宮理恵
バリロッサ:山根 綺
ブロッサム:日野まり
ビレリー:広瀬ゆうき
ベラノ:稗田寧々
金髪勇者:村田太志
ツーヤ:高橋美佳子
第一王女:川澄綾子
サベア:井口裕香
ヒヤ:堀江由衣
ゴウル:前野智昭
ウリミナス:田村ゆかり
ダマリナッセ:伊藤 静
ユイガード:楠 大典
フフン:新井里美
2000年代から活躍している声優も多いのに、全く声が変わっていないのにプロの凄さを感じます。
脳を破壊しにくるOP
OPは釘宮理恵さんが歌っています。
強調や歌い方はゼロの使い魔のEDを思い出させるものになっていて、控えめに言って耳が幸せになります。
設定は流行りの異世界転生&追放系
主人公は異世界から勇者として召喚されます。ですが能力がなかったため、魔王軍の支配する森に捨てられます。
そして持っていた能力を使って森を浄化し、レベルが上って一気にステータスもアップします。
普通の人は使えないような強力なスキルも使えて、ヒロインを助けるきっかけにもなります。
ヒロインはフェンリル
ヒロインのフェンリースは魔王軍にいた牙狼族です。
料理を振る舞う時に生肉をそのまま出したりと野生らしさ満載。人の文化を知らなかった彼女ですが、調理された料理の美味しさに触れ、自分も同じように作れるようにと努力します。
一途さと人の文化を受け入れられる素直さが魅力です。あと声優が釘宮理恵さんです(※ここ重要)。
甘々な展開を楽しめる
フェンリースは主人公を利用しようとしますが、結果は完敗。その力に惹かれてベタ惚れになります。
強いオスに嫁入りするのが幸せと言って、好意を隠そうとせず一途に気持ちを表現します。
その甘々な釘宮ボイスで脳が破壊されこと間違いなしです。
♾#Lv2チート WEB次回予告公開♾
第3話「異世界ライフはじめました」https://t.co/JNHEV2yn3M
今回の予告担当は🎤
フリオ cv. #日野聡
フェンリース cv. #釘宮理恵
サベアcv. #井口裕香予告も必見✨次回もお楽しみに‼#Lv2チート pic.twitter.com/QjZHfrz1fX
— 【公式】TVアニメ『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』 (@Lv2cheat_anime) April 15, 2024
だめ勇者との対比も面白い
主人公が追放された理由に、同時期に召喚された勇者候補のステータスが高かったことにあります。「この勇者がいるなら主人公はいらない」と周囲が感じて、主人公は捨てられました。
さて勇者として選ばれた人物ですが、性格は最悪。戦闘では一番うしろにいて、戦おうともしません。
惨敗しても兵士が悪かったと他人のせいにするばかり。国が主人公を選ばなかった判断が早計だったことをわかりやすく表現してくれています。
やらかし続ける勇者ですが、そのふざけた口調のせいかどこか憎めない部分も。悪意を持って失敗していないのが物語を面白くしてくれています。
シリアスパートとの温度差がヤバい
シリアスと甘々が連続で来ることが多く、話の温度差が凄いです。甘々パートがとり強調され、脳がとろけます。
各話感想
episode.1「Lv2の勇者候補」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
物語のプロローグです。
商人だった主人公は突然異世界に勇者として召喚されます。勇者は能力があるはずなのに、主人公は目立った能力はなし。
国王の判断で国から追放されます。主人公はそれでも気にした様子もなく、平然と過ごします。
浄化魔法を使って自分でも気づかないうちに魔族を討伐。レベルが上ってステータスはカンストします。
そんな時に出会ったひとりの少女。困っているようなので手を差し伸べすことにします。
episode.2「牙狼族の戦士フェンリース」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
助けを求めてきた少女の正体は魔王軍の獣人族。主人公に襲いかかります。
主人公はが勝利するともうデレデレ状態に。脳がとろける甘々展開が始まります。
episode.3「異世界ライフはじめました」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
フェンリースが人間の文化に触れ、頑張る回です。
魔王軍のひとりもやってきて、フェンリースの家族を殺したことを知る主人公。それでも変わらぬフェンリースの姿に心を打たれます。
妻のふりをすることになったフェンリースの覚悟が伝わってきます。
episode.4「予期せぬ来訪者」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
魔王が登場します。魔王はかなり有能で主人公と対話をし、友好関係を築きます。
魔王はバリロッサを気に入り猛アピール。逃げる彼女を追いかけ続けます。
そんな日常の中、ある日勇者がやってきて、主人公に配下に加わるように伝えます。
誰とも敵対する気のない主人公は家ごと転移。当然その中にはバリロッサもいて、行方がわからなくなったことで魔王は激怒。
原因となった勇者を召喚した王都を攻めることになります。
episode.5「この命尽きるまで」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
主人公と魔王の優秀さが際立ち、その分勇者がどれだけ駄目なのかも伝わってきます。
最後は主人公がはじめてブチギレる展開に……。
episode.6「光と闇の魔人ヒヤ」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
瀕死のフェンリースは時間を戻す魔法で復活。よくあるご都合主義展開ですが、主人公の変貌ぶりにそんなことはどうでもよくなるほど。
フェンリースを想う主人公とフェンリースの好意がひとつになり、正式にプロポーズします。
episode.7「光と闇の魔人ヒヤ」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
仲間に加わった魔人とフェンリースの軽快なやりとりが最高。フリオの仲間たちができることをやろうと奮闘する姿も応援したくなります。
episode.8「見えざる壁」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
バリロッサが魔王との関係で悩む回です。周りからは魔王がバリロッサを好きを後押しされます。
そんなときに魔王が本当にやってきて、重要な事実を知らされます。
episode.9「狼と冒険者」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
フリオが冒険者らしい活躍を見せる話です。フェンリースの牙狼族としてのプライドとフリオと出会ってどう変わったのかが感じられる話です。
episode.10「新たな同居人」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
謀反に遭い、あっさり魔王の地位を捨てたゴザル。住む場所もお金もなくなり、フリオを
頼ります。魔王軍最大戦力が群れに加わって喜ぶフェンリース。
その一方で、元魔王が一緒に暮らすことを受け入れられないバリロッサ。正直、バリロッサがなぜそこまで魔王を受け入れられないのかについてはあまり共感することができませんでした。
それでもフェンリースとフリオと話をして彼女なりの妥協点を見つけたバリロッサ。一緒に住むことで価値観に変化が生まれ、ゴザルとの関係性が変わっていくのかに注目です。
episode.11「湯けむり温泉旅行・前編」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
新魔王は脳筋。立場と力を利用して無茶ぶりの連続。その姿は昭和のパワハラ上司でした。
一方でゴザルの様子が気になるバリロッサ。ずっと観察していると側近のウリミナスがゴザルを慕っていることに気が付きます。自分のことだと冷静になれないのに他人のことだと急に冷静になるバリロッサの温度差がすごいです。
魔王軍のやらかしに巻き込まれる元金髪勇者。その存在はもはやネタ枠。
次回はゴザルこと元魔王のかっこいい姿が見られそうな予感がします。
episode.12「湯けむり温泉旅行・後編」
画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/
ゴザルと協力して魔王軍からの被害を抑えることに成功したフリオ。フリオは人間と魔王軍の中立の位置を保ち、お互いが傷つかないようにしたいとフェンリースに伝えます。
ゴザルも正式に仲間に加わり、更に強化されたフリオの群れ。店を出すことを夢に語るフリオとフェンリース。
彼らならどんな困難が待ち受けていても、ブレることなく乗り越えてくれそうです。
まとめ
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフは、甘々な展開を楽しめる異世界転生ラブコメです。
王道設定ながら、キャタクターの個性がしっかり出ていて、お互いがお互いを尊重し合っているので見ていて楽しい作品です。
2000年代の人気声優が2020年代に人気の異世界転生設定の作品を演じているので、令和の作品なのに平成を堪能できます。
特に釘宮病経験者には見てほしい作品です。