MENU

劇場版「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」感想まとめ

本ページにはプロモーションが含まれています。

久美子の2年生の大会を描いた映画です。先輩になり、後輩の指導をする久美子。後輩の成長とともに自身も成長していきます。

1期と2期でじっくり描かれた一つ上の先輩たちが3年生になり、最終年にかける思いにも注目。希美とみぞれが一緒に演奏しているのは、見ているだけで泣けてきます。


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

目次

後輩の指導で苦戦する久美子

1年生の指導役を任された久美子。しかしクセのある1年生ばかりで苦労します。

それでも一番大切なところでは相手の心に踏み込めるのが久美子のいいところ。本音を聞き出し、部に馴染めるようにサポートしていきます。

その役割から黄前相談所と呼ばれたりも。

優子部長

部長として部を引っ張る優子。部長になると聞いたときにはどうなるかと思いましたが、持ち前の明るさと気持ち表現できる素直さは部長にピッタリ。

ちょっと抜けている部分もありますが、夏紀がフォローするやりとりは危なっかしさよりも微笑ましさたっぷり。

大会前には、OBの香織がやって来たときには、先輩に憧れる後輩の顔を覗かせ、懐かしさとともに安心感もありました。

かべちゃん先輩

久美子と共に1年生の指導をすることになったのは3年生の加部友恵(かべともえ)。彼女は大会前に奏者を辞退し、マネージャーとしてサポートに回ります。

奏者を辞めた原因は顎でしたが、演奏しなくて良くなった安心感のほうが強かったと口にします。

高校になってはじめて吹奏楽をはじめ、いくら練習をしても小学校や中学のときからやって来ている人には追いつけない。そんな苦悩があったことも語ります。

苦労して続けてきたからこそ、寄り添ったり相談を聞いたりできることもたくさんありました。

ユーフォの後輩・久石奏

第一声から壁を感じる物言いのあった奏。中学時代でオーディションがあり、先輩を差し置いて大会に出たことであれこれ言われ、トラウマを抱えていたようです。

「下手な3年生は存在自体が罪」と口にし、夏紀をオーディションで合格させるためにわざと下手に演奏しようとすることも。

久美子が気持ちを聞き出したことで、少しずつ本音を口にするようになります。

大会後も「馬鹿みたい」と言って気持ちを押し殺そうとする奏。そんな奏に久美子は「悔しい?」と聞きます。「悔しくて死にそう」を返す奏。

大会の結果は残念でしたが、本音を言えるようになった奏は人間として大きく成長したのではないでしょうか。

夏紀の思い

後輩であっても別け隔てなく接する夏紀。奏にも自分が苦戦している部分のアドバイスを求めます。

そんな夏紀に奏では「やりにくい」と漏らします。そしてオーディションで手を抜きます。

そんな奏にはじめて怒りをあらわにする夏紀。奏の実力を認めていたと同時に、自分の努力をバカにされたと感じたようです。

夏紀の優しくまっすぐな人柄はとても魅力的。久美子はいい人と表現しましたが、悪い意味ではなく、他にいい言葉がないぐらいにいい人がピッタリの先輩です。

鈴木美玲

練習が終わったらすぐ帰宅。そんな姿からどこから馴染めないでいた美玲。

気持ちを伝えるのがちょっぴり苦手で、馴染みたい気持ちはあっても周囲から距離を置かれがちになります。

すぐに部に馴染んだ同級生・さつきの存在に嫉妬し、大きな声を出してしまうことも。

久美子が気持ちを聞き出し、「みっちゃん」呼びを受け入れるように伝えることで部に馴染めるようになっていきます。

まとめ

2年生になった久美子たちの大会までの頑張りを描いた作品です。

学年が上がり、後輩ができたことで悩む久美子。後輩たちが久美子や他の先輩たちと接することで成長していく姿も印象的でした。

キャスト

黄前久美子:黒沢ともよ
加藤葉月:朝井彩加
川島緑輝:豊田萌絵
高坂麗奈:安済知佳
塚本秀一:石谷春貴
中川夏紀:藤村鼓乃美
吉川優子:山岡ゆり
後藤卓也:津田健次郎
長瀬梨子:小堀 幸
久石 奏:雨宮 天
鈴木美玲:七瀬彩夏
鈴木さつき:久野美咲
月永 求:土屋神葉
田中あすか:寿 美菜子
滝 昇:櫻井孝宏

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる