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忘却バッテリー第7話「面白いやつら」感想まとめ【ネタバレあり】

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イップスでショートを諦めようとする藤堂。それを阻止しようとするチームメイト。

つらい過去を乗り越え、今の仲間とともに前に進んでいく神回です。

今のチームメイトの真剣さと温かさ、かつてのチームの先輩の優しさ。藤堂が真剣に野球に取り組んできたからこそ得られた出会いが背中を押してくれます。


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

目次

深刻な話が要のせいでギャグに

「イップスだから他のショートを探してくれ」と話す藤堂。重苦しい空気をぶち壊したのは要でした。

「イップスってなに?」ではじまり、自身がボールを取れなくなった軽度のイップスになることを踏まえ、「イップスマウント」といじり始めます。

悪意ゼロのその言葉には、たまたま聞いていた藤堂の姉と妹も笑ってしまうほど。

イップス克服のための練習をすることになります。

記憶喪失だからそこの発想

ショートからファーストへのノーバウンド送球ができない藤堂。要の思いつきでワンバウンド送球の練習をします。

山田の存在が大きい

先輩に捕球をお願いしますがなかなか取れず大苦戦。見かねた山田がファーストの守備位置につきます。

その捕球が本当にうまい。特にワンバウンドの捕球の描写は力が入っていて、プロ野球のうまいファーストを見ているかのよう。

千早も山田の守備を評価します。帝徳高校との試合では、ファーストが捕球を諦めて送球できなかった場面もありましたが、山田であればどんな状況でもボールが来るのを待ってくれるはず。

山田の「ノープレッシャー&前向き」な声掛けで藤堂も乗せられて行きます。そして徐々にコントロールがついていき、今までは成功率0だった送球が4割まで上がります。

たった4割。ですが今まで0だった藤堂にとっては大きな一歩でした。

清峰の言葉で前向きに

「できないのは努力が足りない」と話す清峰。見ている側からするとブチギレても文句の言えない状況でしたが、藤堂は素直に受け入れます。このやりとりだけでも、藤堂がどれだけ真剣に野球に取り組んできたのかが分かります。

「ショートは藤堂だろ。代える気ないから」と話す清峰。

かつては「ショートは諦めろ」と中学時代の監督に諦めることを後押しされましたが今は逆。

諦めずに続けることを後押しされます。それも野球にストイックで結果を出し続けてきた高い清峰の言葉だからこそ重みがすごい。

見ていて思わず心が震えるシーンでした。

先輩との再会

バッティングセンターに行った藤堂は、中学時代の先輩と再会します。

先輩は藤堂のことを本気で心配した様子。気を使った様子を見せながらも、しっかり本心を話してくれます。

「負けたのは誰のせいでもないだろ」と過去の葛藤を否定してもらった藤堂。

先輩の優しさに思わず藤堂も涙を流します。見ているこちらも涙なしでは見られなシーンでした。

まとめ

イップスを克服しようとひとりで戦っていた藤堂が、チームメイトに引っ張られて前に進み始める話でした。

藤堂メインの回になっていますが、山田がひたむきに野球に取り組んできたことも伝わってきました。

努力してきた者同士が惹かれ合いどうなっていくのか。今度の展開が楽しみです。

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キャスト

清峰葉流火:増田俊樹
要 圭:宮野真守
藤堂 葵:阿座上洋平
千早瞬平:島﨑信長
山田太郎:梶 裕貴
土屋和季:山谷祥生
国都英一郎:大塚剛央
巻田広伸:石井マーク
桐島秋斗:河西健吾

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