ゼロの使い魔2期は、命の重さが描かれています。デレ多めのルイズと才人の1期と変わらないやりとりはそのままで、ルイズたち貴族と戦争のない日本から来た才人の考え方の違いですれ違いが起こります。
15年ぶりにゼロの使い魔の1期を見てとても満足感に浸りました。そのままの勢いで1期である双月の騎士も完走しました。
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1期振り返り
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1期では、才人とルイズの出会いやそれぞれのキャラクターの個性が丁寧に描かれていました。
最終話ではゼロと呼ばれ続けてきたルイズが活躍し、戦争に勝利したりと満足度120%で1期を終えました。
王道の良さが詰まっていて、2期でも継続されていくのか注目です。
登場人物ごとの2期での活躍
ルイズ
1期では終盤まで才人を使い魔としてしか見ていなかったルイズ。人として意識するようになって出れ来たデレ要素が2期では最初から全開です。
才人が嫉妬してもルイズは終始才人のことを心配し続けます。
デレた後の可愛らしさはツンデレの真骨頂。釘宮ボイスの真髄を体感できます。
シエスタ
2期になって一気に狂い始めたのはシエスタ。1期では才人への好意を出しながらも、そこまで行動に移すことはありませんでした。
2期では、ルイズにない大人の魅力(主に胸)を使って才人を奪い取ると決意し、お色気たっぷりで迫ります。
アンリエッタ
序盤は恋人を失った傷心で落ち込んだ姿を見せたアンリエッタ。ある事件をきっかけに徐々に吹っ切れ、ぶっ飛んだ行動を取り始めます。
特に6話では大胆な行動の連続。お色気シーンが増え始めます。
キュルケ
2期ではお色気は控えめ。男が戦争に行ってしまって学園にいな勝ったとは言え、才人へのアピールも控えめでした。
タバサ
1期ほどの大活躍はなかったものの、大事な場面に常に居合わせたタバサ。その冷静な判断で動きたくてウズウズしているキュルケを止めることも。
彼女がいなければもっと大ピンチになっていたかもしれません。
「死」がテーマに
2期を通して、命の重さが描かれています。これは15年前の初見のときには気が付かなったことでした。
2期では、「人殺しはダメだ」「死んだら意味がない」という言葉がたびたび出てきます。
「人殺しはダメだ」はコルベール先生の言葉で、安易に戦いに行こうとする生徒たちを止めようとします。
「死んだら意味がない」は才人の台詞。名誉と命を天秤にかけ、平気で名誉を選ぶ貴族にもどかしさを感じて口にします。
2期の最後では才人が死に、ルイズが心に深い傷を負います。そして戦争なんて行かなければよかったと後悔します。
才人が自身の言葉を自らの命を代償に体現することになりました。
2期から出てくるアンリエッタ姫の騎士であるアニエスは、村を燃やされた復習のために仇を探します。そして仇を見つけて死を確認するも、吹っ切れたのかは不明。命のやりとりの難しさがありました。
各話感想
第1話「女王陛下のゼロ」
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デレ成分多め。ルイズと才人の中が進展したことが分かる回でした。
二人の痴話喧嘩に周りも慣れたようで「またか」ぐらいで学友や先生が反応していて笑ってしまいます。
第2話「風と水の誓い」
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アンリエッタ姫の恋心が描かれた回です。心だと聞いていた恋人が蘇り、心が感じるがままに行動するアンリエッタ姫。
今回の話がなければ、アンリエッタ姫は死んだ恋人のことを一生引きずっていたはずです。
第3話「聖職者の剣」
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新たなイケメン剣士が登場。学園女子が騒然とします。
そんな中でもルイズは才人一筋。無茶をしないようにと言葉をかけ続けます。
第4話「ヴァリエールの三姉妹」
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ルイズの愛されぶりが詰まった回でした。家族が本気で心配し、ルイズのために行動を起こそうとします。
その裏ではシエスタが狂い始める気配が、、、今まではお色気シーンは控えめでしたが、ここから増えていく予感がします。
第5話「間諜の刻印」
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2期から登場した銃士隊隊員の過去が語られます。静かな進行は大きな事件の前触れに。
第6話「女王の休日」
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アンリエッタ姫のお色気たっぷりの回でした。いつもならエロいことを喜んで受け入れる才人もあまりの大胆さにたじろぐばかり。
第7話「地底の秘密文書」
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真面目なシーンをセーラー服を着たシエスタがぶち壊す話です。
シエスタの誘惑する行動でルイズがいつものドカンを発動。一同がピンチに陥ります。
第8話「魔法学院の危機」
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戦争の道具としてターゲットにされた魔法学園。生徒と先生が人質に取られて大事件に。
襲撃者の中にはアニエスの仇とも言える人物がいて思わぬ展開に。
第9話「炎の贖罪」
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2期の中心となっていたアニエスの村への襲撃事件の話が一段落する話です。
コルベール先生の過去が語られ「人殺しはダメだ」と言い続けてきた理由が分かります。
第10話「雪嶺の敵」
戦争の最前線に行ったものの敵軍を殺すことをためらう才人。貴族は名誉のためなら死ぬことも厭わないと語るルイズ。
死を軽く考える考え方に才人は嫌悪感を示します。
第11話「銀(しろがね)の降臨祭」
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ルイズは才人の気持ちを尊重して行動するものの不器用さから才人には伝わらず。気持ちのすれ違いを起こしてしまいます。
すれ違った二人の気持ちはひとつになるのか。最終話につながる回でした。
第12話「さよならの結婚式」
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キレイに終わりを迎えた最終回でした。ルイズを守るために代わりに戦場に出て命を失う才人。
才人を失って泣き崩れるルイズ。涙なしでは見られない話になっています。
まとめ
ゼロの使い魔は、ひとつひとつのシーンが丁寧に描かれた異世界転生モノです。
「貴族なのに魔法を使えない」「胸がない」とコンプレックスばかりのヒロイン・ルイズが主人公・才人との出会いをきっかけに前向きに進んでいく話です。
1期の終わりで始まった戦争によって、2期では実際に命のやり取りが繰り広げられます。
キャスト
ルイズ:釘宮理恵
平賀才人:日野聡
シエスタ:堀江由衣
ギーシュ:櫻井孝宏
タバサ:いのくちゆか
キュルケ:井上奈々子
アンリエッタ:川澄綾子
モンモランシー:高橋美佳子
エレオノール:井上喜久子
カトレア:山川琴美
アニエス:根谷美智子
ミシェル:石松千恵美
ジュリオ:平川大輔
シェフィールド:勝生真沙子