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アニメ「クズの本懐」感想まとめ

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叶わない恋を追う高校生たちがお互いの傷を舐め合う作品です。内容はドロドロ系ですが、人間の本質がよく表現されている作品です。


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

目次

叶わない恋をする登場人物たち

登場する高校生たちはみんな叶わない恋をしています。相手が家庭教師の先生で自分に興味がなかったり、年上幼馴染で妹としてしか見られていなかったりと叶わない恋だと悟っています。

それでも恋心は止められず、心のスキマを埋めるために同じ痛みを抱える相手と過ごします。

傷を舐め合う美男女カップル


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

花火と麦は周囲も羨む美男女カップル。しかしその本質は、お互いを別の人物の代用として利用し合っているだけ。

いいムードになるようなことはあっても、最後のラインを踏み越えることはありません。一緒にいるのが心地良いからただ一緒にいる。

ただそれだけの関係です。

花火の親友えっちゃん

花火には親友と呼べる絵鳩早苗という存在がいました。ですが彼女は花火に恋をしていて、一緒にいるために親友であろうとしていただけでした。

お泊りをしたときに思わず耐えきれなくなり、花火を襲ってしまいます。

ビッチな先生


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

麦の恋する相手は皆川茜。家庭教師の先生として出会い、今は高校の先生をしています。

茜は家庭教師での教え子たちと関係を持っている魔性の女。その本質は寝取り屋で誰かの男をつい奪いたくなります。

アニメ中でターゲットになったのは、同じ高校の先生である鐘井鳴海。最初はつまらない男と興味を持っていませんでしたが、花火が鳴海のことを好きだと気がつくと一気に奪いに行きます。

人のことを取ってばかりいた茜でしたが、真っ直ぐな感情には弱い様子。恋人になってからは、普通の男女らしいモヤモヤした普通の悩みも徒労します。最後は鳴海と幸せな結婚をします。

花火の恋する相手鐘井鳴海

鐘井鳴海は花火の幼馴染のおにいさん。花火は恋をしていますが、向けられる感情は妹に対するもの。

そんな鳴海は、茜のことを好きになります。不器用ながらも真っ直ぐな行動に、最後は茜の心を射止めることに成功します。

この作品では唯一、まとも寄りの人物です。

OPEDにも注目

オープニング・テーマ:96猫「嘘の火花」
エンディング・テーマ:さユり「平行線」

OPとEDは作品をよく表現した内容になっています。やってはいけないことをしている背徳感、それでも諦めきれないもやもやした感情が伝わってきます。

まとめ


画像引用元:https://animestore.docomo.ne.jp/

ドロドロした恋をテーマに描かれる人間物語です。人間の感情の変化がていねいに描かれている作品が好きな人におすすめです。

微エロなので見る場所には注意が必要です。

キャスト

安楽岡花火:安済知佳
粟屋麦:島崎信長
絵鳩早苗:戸松遥
鴎端のり子(最可):井澤詩織
鐘井鳴海:野島健児
皆川茜:豊崎愛生

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