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「リズと青い鳥」感想【ネタバレあり】

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3年生になった希美とみぞれを中心に描いた話です。相手を大切にすることの難しさや決断の難しさがつまっていて、涙なしではみられない話になっています。

画像引用元:https://liz-bluebird.com/

目次

あらすじ

3年生になった希美とみぞれを中心に描いた物語。アニメ本編ではみぞれ視点で見た希美が多かったですが、リズと青い鳥では希美視点で見たみぞれも描かれています。

3年生になったということもあり、進路の話も話題にあがります。

どのタイミングの話なのか

アニメ2期と劇場版「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」の間の話になっています。

響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~では、希美とみそれが演奏中に気持ちを重ねる場面が多く描かれていて、大会の終わりまでを見ることができます。

リズと青い鳥とは

コンクールの自由曲で演奏することになった曲。結末は悲しい別れのちょっと切ない曲になっています。

リズが青い鳥を鳥かごから出すところで終りを迎え、希美とみぞれの関係性に重ねられています。

曲の中では希美とみぞれがソロで一緒に吹くパートがあり、気持ちを受け取って伝えることが重要になっています。

ぎこちなくなってしまう二人

仲のいいはずのみぞれと希美ですが、演奏の中でうまく息を合わせることができません。その原因は日常の中にありました。

お互いがお互いを大切にするあまり、本音で接することができなくなっていきます。

希美が吹っ切れたきっかけ

演奏がうまく行かずに悩む中できっかけになったのは久美子と麗奈の演奏。たまたまふたりが希美とみぞれのパートを演奏し、それを聞いていた希美が自分の本心を口にします。

みぞれが持っていた音大のパンフレットを見て音大を目指そうと思った希美。それはみぞれへの憧れとも呼べる感情が混じっていました。

みぞれが吹っ切れたきっかけ

リズが青い鳥を外に出した気持ちが分からないみぞれ。プロの新山さんと何度も会話を重ね、徐々に自分の気持ちに気づいていきます。

きっかけは視点を変えたこと。青い鳥だったとしたらどう感じるかと問われ、気持ちを音楽に乗せられるようになります。

足かせになってしまっていた希美

みぞれが望みを追いかける構図の描かれ方をしてくることが多かったですが、最後は希美の存在が足かせになってしまっているのがこの作品からは伝わってきます。

後輩がいい子過ぎる

みぞれと同じパートで度々登場するのは剣崎梨々花。みぞれを仲良くすべく、あれやこれやと話しかけます。

みぞれはその性格もあってそっけなく返しますが、折れることなく何度も挑み続けます。

希美がのぞ先輩と呼ばれているのを聞いてみぞれをみぞ先輩と呼んでみたりと前向きさが凄かったです。急にみぞ先輩と呼ばれたときにはみぞれはキョトンとした顔を見せます。それでもあっさり呼び方を受け入れるあたりはみぞれらしくて良かったです。

まとめ

リズの青い鳥という結末の悲しい曲と3年生になって生まれた進路の問題をうまくかけ合わせた内容になっています。

眼の前に迫る大きな決断。吹奏楽という共通の歩んできた道を通して、それぞれの道を進む決断をします。

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