3期では今まで通りのドタバタ劇がそのままに、キャラクター同士の関係が深まっていくのを感じました。
前半では清純派妹ヒロイン・アイリス王女が登場します。そのかわいさには視聴者もカズマもメロメロ。最初は妹キャラだったのが徐々にヒロインになっていく変化にも注目です。
後半はダクネス回。あの硬いだけがとりえのクルセイダーがなんとヒロインムーブをします。
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3期になっても勢いがすごい
アニメは続編になればなるほど、1期の勢いがなくなってしまうことがほとんど。
ですがこのすばは3期になって変わらない話の勢いが続いています。
オチは変わっていないのに何度見ても面白いのはズルすぎる。「あ、察し」となって思わず笑う準備をしてしまいます。
「花鳥風月」と聞くだけで笑えるのは3期目ならではかもしれません。
アイリス王女がかわいすぎる
3期の注目ポイントはなんといってもアイリス王女。その可愛さはたまらず、カズマのクズさがマシマシになってしまうほど。
アイリス王女の純粋な反応とカズマのクズさのギャップがたまりません。
各話感想
1話から6話までは、アイリス王女との日常を描いています。クリスの登場頻度も多め。相棒のようなやりとりのも注目です。
7話からはアクセル編。城との日々とは一変、日常が戻ってきます。
第1話この明るい未来に祝杯を!
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開始1分からめちゃくちゃ濃厚。過去の話が詰まっています。
煽てられて調子に乗るカズマ。2期と変わらない懐かしいノリを思い出させてくれます。
ただの日常に見えて3期の内容の伏線もてんこ盛りです。
第2話「この笑わない少女に微笑みを!」
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なんとあの変態ダクネスがかっこいい回です。
王女と対面して武勇伝を語るカズマ。内容を信じてもらえず、ひどい対応をされたダクネスが王女に本音をぶつけます。
第3話「この賢しい少女に再教育を!」
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王城に拉致されたカズマが、純粋なアイリス王女を汚していきます。
カズマのクズな行動に対するアイリス王女の素直で可愛らしい対応がたまりません。
第4話「このイケメン義賊に天誅を!」
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義賊をつかまえるとイキがってしまったカズマ。張り込みと称して貴族の家に行き、好き勝手します。
クリスの可愛らしい反応も楽しめます。
第5話「この箱入り王女に悪友を!」
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入れ替わりの指輪を手にしたカズマは、女湯に入ることに。カズマのクズさがてんこ盛りになっています。
第6話「この素敵な暮らしにさよならを!」
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カズマの城で過ごす最後の瞬間を描いた回です。城に侵入し、物品を盗む。行動だけ見たらかなりヤバいことをしたカズマ。
だけどアイリス王女は違った印象を持ったようで、妹キャラとしてではなくヒロインムーブをします。
第7話「この成り上がり冒険者にも安息を!」
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ここからはアクセル編。大金を手にしたカズマとアクアが調子に乗るいつもの日常が戻ってきます。
第8話「この湖の主に永遠の眠りを!」
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神妙な面持ちで何度もヒュドラに挑むダクネス。カズマがアクセルの冒険者を総動員して討伐します。
カズマの指揮官能力の高さが際立つ話でした。いいラストと思いきやダクネスがパーティーを抜けることに。どうなってしまうのか……。
第9話「この家出娘に説教を!」
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結婚するからと実家に帰ったダクネスを連れ出しに行く話です。カズマの声真似でダクネスがひどい勘違いをされることに。
話の終盤ではダクネスの父親がカズマに娘を託す展開に。
訳アリの結婚のようです。
話に勢いがありすぎて体感5分。気がついたらEDになっていました。
第10話「この身勝手な花嫁に祝福を!」
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現実逃避のためにプチプチを作るカズマ。キレてすべて足で潰すめぐみん。なんとも非道な行いがなされます。
バニルからダクネスが借金の肩代わりで結婚することになったことを知ったカズマ。借金に自分が関わっていたと知り、迷いを吹っ切りようやく重い腰をあげます。
式前のダクネスを守った従者も印象的。出すネスが慕われていたことが伝わってきました。
第11話「この変わらない日常に祝福を!」
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ダクネスを救い出すカズマたち。感動のシーン……になるはずがどうも閉まらないのはいつものお決まり。ドタバタ逃亡劇が繰り広げられます。
救出にやってきためぐみんのエクスプロージョンは今まで聞いたことのない悲痛なもの。それでも冒険者たちの絆は確かなもので、カズマたちの逃亡を手助けしてくれます。
そしてダクネスの父親は死を迎える……はずでしたが、空気を読めないアクアの魔法で無事救われます。よかったはずなのに、なんとも言えない後味を残してくれるのはさすが駄女神でした。
最後はダクネスが「パーティに戻りたい」と気持ちを伝えて無事解決。20億は戻ってくらしく一気に大金持ちになったカズマ。たかろうとするアクアとめぐみん。バツイチになっていじられるダクネスまで日常たっぷり。後味満点の終わり方でした。
2期での登場人物の様子
アクア
アイリス王女の回ではほぼ空気状態。アクセルに戻ってからは持ち前の駄女神さを大発揮します。
空気の読めなさは大健在。ものすごい魔法で助けているのに、なぜか微妙な空気にしてしまうのはもはや才能。
めぐみん
カズマへの好意を話のあちこちで口にします。ですが自由奔放な性格のせいで本気度はカズマにはいまいち伝わらず。めぐみん自身の返答もはぐらかして聞こえることもありました。
3期の後半では爆裂魔法を撃ちたがるお馬鹿さんは封印。ダクネスを救うために自分の気持にまっぐに動きます。
爆裂魔法しか撃てないせいでいまいち閉まらないラストにはなってしまいますが、めぐみんの頑張りは十分に伝わってきました。
ダクネス
変態な行動の目立つダクネスですが、アイリス王女の回では王族としての苦悩も描かれています。ダクネスの勇敢な行動がなければ、カズマの首は飛んでいたかもしれません。
そんなダクネスは3期の後半ではヒロインムーブをかまします。借金を肩代わりして、お金が足りずに身体を売ることに。最後はカズマに救われ、いつもの日常が戻ってきます。
クリス
今まではたまたま出会ってひどい目に合わされることの多かったクリス。2期の前半では、自分からカズマに関わりに行きます。
ふたりの軽快な相棒的なやりとりにも注目です。
#このすば3期 第4話切り抜き🎬
「もうお嫁に行けない……」https://t.co/Vqie5IzFLV
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— アニメ『このすば』公式アカウント (@konosubaanime) May 19, 2024
バニル
ダクネスの件を解決できた暗躍者。何を考えているのか読めない口調はそのままですが、カズマやウィズと一緒にいるのを心底楽しんでいる様子。
このすばらしさ満載のOPED
3期でもやっぱこのすばってこれだよねと感じるOPとEDになっています。
OPが勢いがある曲調です。
EDはまったりした曲。1期から同じ曲調で安心感があります。
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#このすば3期
ノンクレジットエンディング映像公開
\\エンディングテーマ
アクア(CV:雨宮天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣)
「あの日のままのぼくら」ちょむすけとジャイアントなオタマとカズマたちの一幕🐸
ぜひご視聴ください🌈https://t.co/6p4mUl9yvr— アニメ『このすば』公式アカウント (@konosubaanime) April 18, 2024
まとめ
3期になって小気味いいいやり取りは健在。クールが進むほど1期の良さが失われてしまう作品が多い中で、このすばは良さを残したまま話が進んでいきます。
3期で初登場するアイリス王女の可愛さはもうヤバすぎる。正統派ヒロインになっています。
キャスト
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ルナ:原紗友里
荒くれ者:稲田徹
クリス:諏訪彩花
ウィズ:堀江由衣
バニル:西田雅一
ゆんゆん:豊崎愛生
ミツルギ:江口拓也
アイリス:高尾奏音
クレア:矢作紗友里
レイン:上田麗奈