新卒入社の会社を3年以内で辞めると短期離職と言われます。

ですが短期離職をしてしまったからと言って、
気に病む必要はありません。

厚生労働省のデータを見てみても、新卒入社の3人に1人は3年以内に辞めているとデータが出てきます。

~令和2年度における新規学卒就職者の離職率は例年に比べ低下~
~就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者36.9%、新規大卒就職者31.2%~

厚生労働省

短期離職をする人が増えていることで、企業側も短期離職に寛容になってきています。

私も新卒入社の会社を1ヶ月半で短期離職したことがありますが、無事に転職先を見つけることができました。

短期離職をしてしまったとしても、正しい行動をすれば転職をすることができます。

短期離職した場合の転職の方法としては次のようなものがあります。

短期離職した時の転職方法

1.転職サイトに登録して、書類選考から面接まで自力で頑張る
2.就職エージェントを利用して、転職をサポートしてもらう
3.第二新卒として入社できる会社を探す

ここからは、3つの方法について順番に説明していきます。

1と2の方法は中途採用として転職する方法です。

新卒採用の場合はある程度会社が決めた研修を受けることができます。
ですが、中途で入社した場合は、「研修は最低限」か「OJTと呼ばれる実際に仕事をしながら覚える」のどちらかになります。

何度も転職を繰り返していると、中途採用しか選択肢がなくなってきます。

一方で新卒で短期離職した場合は、
第二新卒として採用してくれる会社を探すことができます。

第二新卒のメリットとしては、

1回会社を辞めているにも関わらず、
新卒と同じ扱いをしてもらえることです。

中途採用は即戦力を期待した採用になりますが、第二新卒であれば、教育をすることを前提として採用してもらうことができます。

そのため、新卒で短期離職した場合は、
まずは第二新卒として仕事を探すことがおすすめです。

第二新卒で探すことをおすすめする理由

私は新卒入社の会社を1ヶ月半で辞めていますが、私は第二新卒として就職したことはありません。

理由としては、第二新卒という言葉を知らなかったためです。

私がやった転職方法は、中途向けの転職サイトに登録して、中途として応募し、面接を受けるというものでした。

転職先は見つかったものの、入社後に違うと感じる部分があり、2社目も1年半で短期離職しています。

2社目を短期離職した理由としては、

・自己分析が甘かった
・自分にとって嫌な条件を見落としていた

ことが挙げられます。

新卒入社の会社を辞めるために転職活動をしたので、どこでもいいから採用をもらうことが目的になっていました。

もちろん、辞めるために採用をもらうことは必要です。

ですが、この採用をもらうことは手段でしかありません。

転職することで、今の会社の辞めて何をしたいのか。どんな働き方をしたいのか。

ここの部分をはっきりさせておかないと、転職後に後悔することになります。

これが第二新卒として転職をおすすめする一番の理由です。

第二新卒として転職をする場合は、転職エージェントを利用するのが条件になります。

「相談するのは面倒」
「終わったことを話すのは嫌」

という方もいるかもしれません。

ですが、

新卒で短期離職してきた人と接してきた相手と話せる機会は限られています。

相談をすることで、新卒の就職活動で何が悪かったのかを見直し、長く続けられる会社を探すきっかけになります。

一生に一度のチャンスになるので、ぜひ利用してみてください。

第二新卒に強いエージェント

・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる

就職支援セミナーを利用するのもあり

第二新卒向けとは別に、20代向けの就職支援セミナーも数多く存在しています。

私が2回目の短期離職をした時には、就職支援セミナーを利用しています。

セミナーの内容としては、

・約1週間研修を受ける(座学など)
・研修先に企業が集められて、そこで面接を受ける
・合致しそうな企業があったら、今度は企業先に行って面接
・問題なければ内定

という流れでした。

短期離職が続くと書類選考で落ちる可能性が高くなります。

就職支援支援セミナーでは、研修さえ受ければ、そのまま面接を受けられることも多いです。

書類選考を通過できずに悩んでいるのであれば、就職支援セミナーを利用してみるのもありです。

面接を受けられる可能性が高いんので、安心感があります。

ひとつに絞る必要もないので、新卒で短期離職した場合は、

・第二新卒向け転職サイト
・就職支援セミナー

の両方を同時に利用してみましょう。

就職支援セミナーで学んだことは、そのまま面接でアピールすることができます。

私が参加した就職支援セミナーでは、15人ほどが参加していて、その中から13人が内定をもらいました。

過去に利用した就職支援セミナー
【こんなあなたにおすすめ】
・短期離職が原因で書類選考で落ちることが多い
・一人で転職活動するのに疲れた
・少しでも早く転職先を見つけたい私が利用した時には、参加者が15人ほどいて、その中で13人が内定をもらいました。

まとめ

新卒入社は一度しかありません。
また、第二新卒として転職できる期間も限られています。

新卒を短期離職した直後は「もう働くのは嫌」「正社員なんて無理」「ずっと引きこもっていたい」と思いがちです。

仕事をせずに生きていけたらそれが一番ですが、働かないとお金は手に入らず、生活をすることが難しいのは現実です。

また、、

「辞めてそのまま無職」の状態でいると、家族や友人と接する時に後ろめたさを感じてしまがちです。

人と接すれば接するほど、メンタルにダメージを受けるのは最悪の状態です。

少しでも前向きになるためにも「メンタルがツライ」「働きたくない」と感じていても、ちょっとずつ転職活動をしていきましょう。

会社を辞めた直後にやってはいけない生活習慣としては、「ダラダラと過ごす」ことや「メンタルが落ちる行動をする」ことです。

少しずつでも転職活動をしていくことで、悪い習慣がつくのを防止することができます。

新卒を短期離職した場合の転職方法には、下記の4つがあります。

新卒短期離職者の転職方法

1.転職サイトに登録して、書類選考から面接まで自力で頑張る
2.就職エージェントを利用して、転職をサポートしてもらう
3.第二新卒として入社できる会社を探す
4.就職支援セミナーを利用

新卒を短期離職した場合は、「第二新卒」として転職活動をすることができます。

第二新卒として仕事を探す場合は、転職エージェントを利用することになります。

今の心の悩みを言葉にできるので、メンタル的にも楽になります。

相談後に、実際にそこを理想して転職するかは自由です。
まずは一度、相談してみましょう。

第二新卒に強い転職サイト

・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる

過去に利用した就職支援セミナー
【こんなあなたにおすすめ】
・短期離職が原因で書類選考で落ちることが多い
・一人で転職活動するのに疲れた
・少しでも早く転職先を見つけたい私が利用した時には、参加者が15人ほどいて、その中で13人が内定をもらいました。